Novationからリリースされている、Launchpadシリーズを比較したので、ご参考に。
新しい機種も、リリースされたので、今後盛り上がっていくでしょう。
Launchpadとは
Novationがリリースしている、Ableton Liveと親和性の高いMIDIコントローラー。
8 X 8のパッドにより、クリップの選択、Drum Rackの打ち込み、ノートの入力、ミキサー操作などに対応してるので、1台でパフォーマンスから作曲までが可能なコントローラーだ。
Ableton Liveと一緒に買われる事が多いと思うが、機種によって特徴があるので、購入する前に調べておいた方がいい。
iOSにも対応しているので、iPadなどの楽器を演奏するのにも使用できるので、1台あれば結構楽しい
Launchpadがアップデート
Launchpad X、Launchpad Mini MK3がリリースされ、最上位機種だった、Launchpad Proとの違いについて調べた。
機能、金額、コンパクトさなど、求める要素によって選択する機種も変わってくると思うので、比べてみてほしい。
Launchpadを使ったパフォーマンスについて
パッドを叩いて演奏するのはもちろんだが、LED PADを利用して、色で見せるパフォーマンスもある。
どういった使い方ができて、どのように魅せられるかを確認するにも参考になるかと思う。
PADで演奏
PADで演奏 2台
Mashup
光を使った演出
なんとなく、どんな可能性を持った、コントローラーか理解できたのではないだろうか。
新しい楽器として練習するのも、楽しいかと思う。
パフォーマンス用のデバイス?
以下で違いを述べるが、「LaunchPad Pro」が出るまでは、ベロシティー対応していなかったので、製作には不向きと思われていた。
「LaunchPad X」もベロシティー対応したし、製作寄りの新しい機能も組み込まれている。
なので、製作にも不向きという訳では無い。
しかし、パフォーマンス寄りである事は見ればわかると思うので、今後はどちらのユーザーも取り込んで、さらに大きなシーンを作っていくのではないだろうか。
違いを比べる
64 RGBパッド、Ableton Live Lite付属など、全てに当てはまる機能の比較は行わない。
モードボタンの数などにも違いがあり、機種決断時の決め手となる項目を出していきたいと思う。
LaunchPad Pro
ベロシティー対応:○
MIDI IN/OUT:○
モードボタン:32
電源供給:USBバスパワー、12V 電源
サイズ:260mm x 260mm x 29mm
金額: 約3万
リリース: 2015
MIDI IN/OUTが付いている為、64 Padを使用して、他のシンセや他のDAWでも使用したい場合は、これ。
一番の多機能版。
LaunchPad X
ベロシティー対応:○
MIDI IN/OUT:X
モードボタン:16
電源供給:USBバスパワー
サイズ:241mm x 241mm x 17.5mm
金額: 約2万
リリース: 2019
どれを選んだら良いか解らないなら、コレ。
基本版。
LaunchPad Mini MK3
ベロシティー対応:X
MIDI IN/OUT:X
モードボタン:16
電源供給:USBバスパワー
サイズ:180mm x 180mm x 14.2mm
金額: 約1万
リリース: 2019
コンパクトに、持ち運びの事を考えているならコレ。
サブにも良い。
Ableton Liveを持っていなくてもOK
Ableton Liveを所有していなくても、Ableton Live Liteが付属している為、LounchPadだけ買っても、使う事ができるので安心だ。
実際に使ってみて、Ableton Liveを購入するか決めれば良いと思う。
Ableton Live Liteは、安価に製品版にアップグレードできるので、製品版の購入を決めた際は、こちらを使うのが良い。
終わりに
動機により、選択支が変わって来ると思うが、オススメは「Launchpad X」。
「Launchpad MK3」となっても良かった所が、「Launchpad X」なので、Novationの力の入れ様が感じられる。
どれにしようか迷っている場合も、「Launchpad X」を手に入れて、高機能な「LaunchPad Pro」か、コンパクトな「LaunchPad Mini MK3」にするかを決めるのも良いかと思う。
通常のドラムパッドよりは、小ぶりなパッドなので、楽器屋が近くにある場合は、比べてみるとわかりやすいと思う。
あと、Ableton Liveを購入して、LounchPadを使ってみたいから購入してみたいと思っている方がいると思う。
その場合、周りにAbleton Liveを使用している方がいるなら、古いLounchPadなどを持っている可能性があるので、一度聞いてみよう。
ちょっと使ってみたいだけなら、それで十分だと思うので。
あと、現在は、旧バージョンの物も同時に、流通しているので、バージョンや発売日などを確認してから購入しよう。