Behringer の SF300 Super Fuzzのレビューです。
経緯
Manic Street Preachers (マニック・ストリート・プリーチャーズ) が好きなのだが、Vocal & Guitar の James Dean Bradfield (ジェームス・ディーン・ブラッドフィールド)が、Boss FZ-2を使用していて気になっていた。
まあその内と思っていたら、廃盤になり中古価格が値上がりして手が出なかったので、代わりの物は無いかと調べていて、クローンであるこちらが購入候補に。
付属品
・マニュアル
以上。
海外ぽい。
FUZZとは
毛羽立ってチリチリした、倍音を含んで潰れたような音になるエフェクター。
トランジスタで歪みを得るエフェクターで、ゲルマニウムトランジスタとシリコントランジスタを使用したモデルがある。
ギターのボリュームに歪みが追従するので、エフェクターで歪めて、ギター側でコントロールという使い方が多い。
クリーントーンでも使えるが、アンプ側を歪めた状態で使ったり、オーバードライブやディストーションなど他の歪み系のエフェクターと組み合わせて使うのも効果的。
有名なギターリストだと、ジミーヘンドリックスなどだが、80年代からのグランジで再評価されて盛り上がったエフェクターでもあるので、自分としてはこちらからの影響を受けて好きになった派である。
パラメーターについて
LEVEL
出力レベル
TREBLE
高周波帯域のブースト/カット
BASS
低周波帯域のブースト/カット
GAIN
歪みの量
MODE
以下の3種類からモードを選択
FUZZ 1
中音域を強調した典型的なファズサウンド
FUZZ 2
中音域を弱めたシャープな倍音をもつ密度の濃いファズサウンド
BOOST
GAINコントローラーでブーストレベルを調整 (ブースター)
使用感
良い。
フル10で使用した際は潰れて、ノイズだらけになるが、12時近辺で使うと好みの音に。
コードや単音に色付けする感じで使用する場合は、どちらかというと、さらに絞った方が好きかな。
MODEは3タイプで、どれも個性的で良い。
BOOSTが思いのほか良くて、調べたらやっぱり皆さん同じような事を言われてました。
FUZZ 2が自分は好み。
電源はセンターマイナスで、BOSSの物が使用できます。
セッティングについて
以下の機材を使用して試した。
ギター: Fender Stratocaster
アンプ: Fender and Roland (若干クランチ気味で使用)
大体、12時位から試して行ったが、大体その近辺が好み。
James Dean Bradfieldのパラメーターを見てみたが、MODEはFUZZ 2を使用しているぽい。
セッティングにより色々と音が変わるので、以下動画もご参考に。
シークレットモードあり
シークレットモード Secret Mode というのもあり、FUZZ 1とFUZZ 2の間のモードがある。
繊細なスイッチ操作なのだが、FUZZ 1とFUZZ 2の間を選択する。
2つの間のような音だが、これはこれでアリな気がするが、試してみて欲しい。
改造について
結構ネットに事案がありました。
なので、今度試してみようかと思う。
分解していて気付いたのですが、電池ボックスへのアクセス方法が初め解らなかったが、フットカバーを本体と固定している黒い軸を内側に押し込んだら外れました。
中古について
そこそこある。
あまり値下がり感が薄い感じがあるので、元々安いので、新品を買うのが良いかな。
気に入ったらオリジナルの、Boss FZ-2を買うのもあり。
購入前に、リサーチして購入したので、こちらも参考になれば。
総評
満足。
安いし、色々発見もあって欲求も満たせたので、OKかと。
ストラトだけでのチェックだったので、ハムやP-90などでも試してみようと思う。
あと、使ってみて思ったが、ディストーションやコーラスなど、他のエフェクターとの組み合わせも良かったので、色々試していけたらと思う。
初めのFUZZとしても、安くてオススメです。