歌声合成ソフトウェア Synthesizer V Studio Pro レビューのレビューです。
曲は作れるけど、ボーカルを探したり、自分で歌うのもちょっとという事で、導入。
特徴
「Synthesizer V」は、Dreamtonicsが開発する強力な音声処理エンジンと直感的で柔軟なユーザーインターフェースを併せ持つ歌声合成ソフトウェアです。
初音ミクなどのボーカロイドが有名だが、こちらは全く新しい歌声合成エンジンを搭載している。
歌声データベースは従来のサンプルベース歌声合成と人工知能による歌声合成のハイブリッド手法を採用している事により、さらに滑らかな歌声を作成する事ができる。
経緯
初音ミクなどのボーカロイドに興味を持って調べていた際に、Synthesizer Vのサンプルを聴いて、こちらの方が良いのではと思い体験版を使って試したのがきっかけ。
この動画を見て、購入に至ったって感じかな。
購入方法
ダウンロード販売とパッケージ販売がある。
ダウンロード販売
ダウンロード販売の場合は、AHSストアで購入する事ができる。
パッケージ販売
AmazonやサウンドハウスなどのECサイトで購入する事ができる。
今回はパッケージ販売でスターターパックを購入した。
スターターパックとは
「Synthesizer V Studio Pro」という歌声合成ソフトウェアと、お好みの歌声データベース1種をダウンロードできるクーポンコードが付属しているパックの事。
そもそも、Synthesizer V Studio Proだけでは使用できなくて、使用できる歌声データベースを1つは用意しないといけないので、一緒についたパックを購入した。
単体で歌声データベースを購入するより安価なので、こちらを選択した。
購入した後に気づいたのだが、MAIというAIのデータベースが無料で利用できるので、スターターパックで無くても良かったかなというのが印象。
ライバルソフト
VOCALOID
初音ミクなどのキャラで有名なソフト。
どちらかというとこちらの方がメジャー。
使用感
ベタで打ち込んで見たが、結構衝撃的。
普通に歌ってる感じがあり、ぎこちなさもそこまで感じない。
パラメーターや打ち込みを細かく調整していけば、相当なクオリティで歌わせられるはず。
これは楽しみ。
Ableton Liveから「Synthesizer V」を呼び出せたので、同期して打ち込みが可能かな。
今は、「Synthesizer V」である程度打ち込んだ物をオーディオに変換して、Ableton側に取り込んでいるけど、もう少し作業フローが改善されるなら、同期の部分を試して行こうと思う。
欠点
特には無いが、知名度がVOCALOIDに比べて低いので、情報がまだ少ないというところかな。
可能性はあるので、これからに期待。
本はあるので、これを参考に。
総評
満足。
日本語、中国語、英語とネイティブのデーターベースがあるので、全て試して見ようかと思っている。
実際は、どの言語でも歌えるけど、細かな違いなども聴いてみたい。
ヴォーカロイドなどの歌声合成ソフトウェアをお探しなら、可能性も含めて、こちらの、「Synthesizer V」がオススメできるかと思います。