TC ELECTRONICのJUNE-60 CHORUSのレビューです。
エフェクトタイプは、文字通りコーラスです。
経緯
シンセサイザーにかけるエフェクターを探していて、目に止まった為。
元ネタのJUNO-60のCHORUSが有名なのも知っていたので、こんなエフェクターがあるんだという事で入手しました。
元々はシンセの右側についていたヤツです。
初見
木目のサイドも良い雰囲気です。
あと、ボタンの押し心地もナイス。
足で操作できるのも良い。
付属品
・本体
・説明書
パラメーターについて
Mono/Stereoスイッチ
モノラルかステレオを選択。
Mode
2つのコーラス設定のうち、1つを選択。
同時押しも可なので、3パターン。
Ⅰ: 上品でゆったりしたサウンド。
Ⅱ: 音が太くグル―ヴィなサウンド。
Ⅰ,Ⅱ同時: 二つの特徴を調和したバランスの良いサウンド。
使用感
さすが完全アナログ。
アナログBBDが使用されているという事で、音が良いです。
TC ELECTRONICの調整も良いんだろうけど。
ギター、エレピ、ミキサーで使用しましたが、どれでも使い易いという印象です。
ギターやエレピはもちろん良いんだけど、ミキサーのインサートとして使用するのもあり。
ディレイにかけたりしてみたけど、相性は良いです。
なので、当分コレで遊んでみようかと思います。
欠点
音のバリエーション3パターンのみ。(I , II, 同時押し)
もう少し、こうしたいって時には使いにくいかも。
しかし、考え方によっては効果が決まっているので、調整いらずでON / OFFし易いのも事実です。
実際、ライブなどで足元で操作する人には、十分かと思う。
踏みやすくするなら、ラバーをボタンの上に貼るのが良いかな。
靴だと滑るので。
ボタンを踏んで、I , IIを切り替える事もできるので、マッチする曲やパフォーマンスの時には、使いやすいかと思うので、飛び道具的に使うならあり。
中古について
少ないが市場にある。
なので、中古市場で探すのもありですが、自分の納得のいく状態の物を探すのは、結構時間がかかるかも。
総評
満足。
JUNOのコーラスが、エフェクターとして利用できるだけで良いです。
便利で使い易いコーラスペダルは色々あるけど、ここまで潔いのは、コレだけかな。
自分に合えば、最良のパートナー、個性になるかと思う。
やはり、シンセとの相性は良いかと思います。
そのような使い方も考えている方は、試してみる価値ありです。