ドラムマシンの比較です。
新しく自宅の環境を更新しようと調査したので、ポストします。
ドラムマシンの比重
自分の中では、クラブミュージックを作る事が多いので、ドラムの比重は高い。
基本的に制作の際は、Ableton Liveでビートなど全て組むが、身体的にドラムマシンを使ってインスピレーションを得たい場合もある。
あとは、音を取り込んで素材としたい場合もある。
そんな時にドラムマシンは、1台手元に置いておきたい。
現在の環境
現在自宅で、マシンライブをする際のドラムマシンは、ROLAND TR-8を利用している。
プラスで、Ableton Liveを組み合わせて行っていている。
それぞれのアウトをアナログミキサーに接続して、エフェクターを組み合わせて、使っている。
以下、良く使う機器を抜粋。
- ROLAND TR-8
- ROLAND SP-404 MK2
- BEHRINGER TD-3
- BEHRINGER Model D
- BOSS RE-202
- BOSS RV-500
- Line6 HX Stomp
- Pioneer RMX-1000
- Fender Stratocaster
- Fender Jazz Bass
- Mackie Onyx 1620
おそらく、このブログでも紹介してきた機種を使用している。
上記が一軍で、ココから色々と入れ替えを行っている。
ドラムマシンの必要条件
自分の中で求める条件があるので、それを満たした物でチョイスしたいと思う。
スネアやハットなどパラで出した後、個別でエフェクターなどかけたいので、今回はパラアウト縛りで。
要件は以下かな。
- 一通りのキットがある
- ドラムキットの音の調整ができる
- パラアウトができる
- PCと接続できる
- サンプルが使える
- 現行で購入できる
- 10万円前後
比較について
以下にて、各アイテムを比較していきたい。
音色数:
サンプル使用:
パラアウト:
エフェクト:
PC接続:
金額:
特徴:
初めからプリセットされている音もだが、内部のシンセシスやサウンドの良し悪し、あとはミキサーにパラで出力できる数や、PCと連携してどのような事ができるかなど、使い勝手もそうだが、可能性の部分も比較して行きたい。
KORG drumlogue
- 音色数: ドラムキット 128
- サンプル使用: ◯
- パラアウト: パラOUT (4) + Main Out(2)
- エフェクト: REVERB、DELAY、MASTER
- PC接続: ◯
- 金額: 7.5
- 特徴:
- サウンドエンジンは、アナログ×4、PCM/ユーザーサンプル×6、マルチ・エンジン(NOISE、VPM、ユーザーシンセサイザー)×1の計11で構成
- Sinevibesが開発したオリジナル・シンセ『Nano』がインストール
- drumlogueにはサードパーティ製のエフェクトを読み込むことも可能
- 雑感:
- デジタルの恩恵を受けられる、最新機種
- サウンドエンジンが、アナログ、PCM、マルチ・エンジンとあるので、強力
ROLAND TR-8S
- 音色数:ドラム・キット数: 128
- サンプル使用: ◯
- パラアウト: ASSIGNABLE OUT (6) + Main Out(2)
- エフェクト: REVERB、DELAY、MASTER、AUTO FILL IN
- PC接続: ◯
- 金額: 8
- 特徴:
- TR-808、909、606、707、727モデリング
- オーディオ&MIDIインターフェース
- 雑感:
- ROLANDの歴代のリズムマシンてんこ盛り。
- ベロシティ対応のインスト・パッドが変化をつけるには良さそう。
- AUTO FILL INの機能が便利そう。
ROLAND MC-707
- 音色数: プリセット・トーン:3000以上
- プリセット・ドラム・キット: 80以上
- サンプル使用: ◯
- パラアウト: ASSIGNABLE OUT LR (2) + Main Out(2)
- エフェクト:
- コーラス・ディレイ:9 種類
- リバーブ:7 種類
- マスター・エフェクト:90 種類
- マスター・コンプレッサー
- PC接続: ◯
- 金額: 10
- 特徴:
- 音源ZEN-Core(トーン、ドラム・キット)トラック・タイプトーン、ドラム・キット、ルーパー(オーディオ・ループ)
- 最大同時発音数ZEN-Core:128 音(音源負荷に依存して変化)
- ルーパー:8
- 雑感:
- ノートを入力できるので、1台で完結しそう。
- ルーパーやタイムストレッチなど、デジタル恩恵の機能が豊富。
- 持ち出しのライブなどでも活躍しそう。
ARTURIA DrumBrute Impact
- 音色数: 10ピュアアナログサウンド Kick,Snare1,Snare2,Tom Hi, Tom low, Cowbell, Cymbal, Closed Hat, Open Hat, FM Sound
- サンプル使用: X
- パラアウト: Kick, Snare, Hat, FMSound をパラアウト 4つ
- エフェクト:
- Beat repeat用のパターン・ルーパー
- リアルタイムロールのためのRoller
- バイパス付きアウトプット・ディストーション
- PC接続: ◯
- 金額: 5
- 特徴:
- Polyrhythm:ドラムトラックごとに異なるレングスを設定可能
- Swing:全体、または各サウンドに設定可能
- 雑感:
- アナログだし、Beat repeat用のパターン・ルーパーが便利そう。
- シンプルだけど、音作りの幅もありそう。
BEHRINGER RD-6
- 音色数: 8
- サンプル使用: X
- パラアウト: OH/CH, CP, CY, LT/HT, SD,BDをパラアウト 6つ
- エフェクト: DISTORTION
- PC接続: ◯
- 金額: 2.5
- 特徴:
- TR-606クローン
- ディストーション回路搭載
- DAW等でコントロールも可能になり曲やパターンを自在に入れ替えたり個々のサウンドをトリガーすることも可能
- スタート/ストップをフットペダルでコントロールも可能
- 雑感:
- PCとの連携も出来、フットペダルで再生停止がコントロールできるのは、結構便利かも。
- 紹介した機種の中で最安値。
ACIDLAB Miami
- 音色数: 16
- サンプル使用: X
- パラアウト: 11
- エフェクト: X
- PC接続: X
- 金額: 15
- 特徴:
- Roland TR-808と同等の音源回路を採用したMIDI対応アナログドラムマシン
- バスドラムはオリジナルのTR-808と比べて、最大で2~3倍のディケイタイムに対応
- 雑感:
- TR-808が好きなら良いかも。
- ディケイが長いので、ベース作る際には良さげ。
候補
- KORG drumlogue
- ROLAND TR-8S
かな。
アナログ/デジタルで選択方法は違ってくるだろうけど、PCと接続できる事、ドラムキットや音色数が多い事、外部からのサンプルを使える事が大きいかな。
なので、自分としては比較的新しめの機器が好みなのかな。
その他も、見る人や用途によってはマッチすると思うけど、今回の自分の観点から比べた場合、上記が候補ですね。
終わりに
3年前に調べたのと、変化はそこまで無いみたい。
最近機材がさわれてなかったので、もう少し時間を作って行きたいと思う。
電源入れて、再生ボタン押して、打ち込んでると時間を忘れて楽しめるので、実機は良いね。
購入した物は、また紹介出来たらと思います。
導入のご参考になれば。