「TECH21 SamsAmp PARA DRIVER DI Ver.2」の紹介。
ギターとベースを、録音する為に
同社の「Bass Driver DI」と迷ったが、MIDの可変域の大きさで、「PARA DRIVER DI」を選択。
「Bass Driver DI」は周りで、使用している人が、何人かいるが、「PARA DRIVER DI」は使用者を見たことがないので、実際どうなのかも含めて試してみたかったのが本音。
万能DI
基本的な使い方は、同じような感じだと思うが、Bassだけで使用したいという事なら、低周波数用の設定がある「Bass Driver DI」をオススメする。
こちらは、ギターやベース、その他の 全ての楽器に対応した機種が欲しいと、欲張りな方、どれを選んだら良いか解らないという方に、オススメする。
ダイレクトボックス+プリアンプ+EQ
通常のダイレクトボックスは、簡素で、EQコントロール部も無い物が多いが、これはその部分がある。
ちょっと中域を持ち上げて、録音したいといった事が可能になる。
ダイレクトボックス+プリアンプで、正に至れり尽くせりな、機材である。
V1とV2の違い
「RUMBLE FILTER」「AIR」コントロール追加で、アコースティックギターに対応できるようになっている。
MID SHIFTの可変域が、160Hzからと広くなっている。
Blendツマミが大きくなり、アクセスしやすくなった。
基本的には、使いやすさの向上と、機能追加されている。
詳しくは以下で
サイトで確認する
コントローラーについて
基本はフラットから、設定していけばいいと思うが、ギターを使用する場合は、MID SHIFTを調整してみてほしい。
可変域の広さに驚くと共に、音作りの楽しさに引き込まれるだろう。
あと、AIRというコントローラーも高音域に、味付けをしてくれるので、試してみてほしい。
動画を紹介
以下、1台で何役もこなす「PARA DRIVER DI」の意味がわかる、動画を紹介しておく。
参考にしてみてほしい。
エレキギターで使用
アコーステックギターで使用
エレキベースで使用
マニュアル
マニュアルが付属しているが、エレキギター、アコギ、ベース、ドラム、ピアノなど、様々なセッティング参考値が記載されているので、まずはここを参考に、自分の好みのセッティングを見つけていけば、良いだろう。
毎回マニュアルを持ち出すのも面倒なので、設定値を参考にしたい場合は、スマートフォンのカメラで撮って、外出先では、確認できるようにしている。
録音に
今のDIに満足いかない方は、こちらに変えて、オーディオインターフェースや、ミキサーに挿せば、便利さを体感できるだろう。
当分、これを使用して、楽器を録音してみたいと思う。
あと、OUTPUTが複数用意されているので、1つはオーディオインターフェースへ、もう一つは、アンプへという事が可能だ。
さらに、アンプからの出力をオーディオインターフェースへ入れれば、生音とドライブした音を、両方同時に録音する事も可能なので、編集の可能性は広がるだろう。
エフェクトボードに
こちらのほうが、使用価値は高いかもしれないが、エフェクトボードに組み込む際のプリアンプとしても使用できる。ある程度、音を「PARA DRIVER DI」側で作りこめるので、アンプに左右されない設定ができる。エフェクトボードを作りこんでおけば同じ音で、ライブ、そのまま録音という時にも大変便利だ。
スタジオなどでデモ作り
スタジオなどに、PC、オーディオインターフェースと一緒に持って行き、楽器を録音してデモ作りという時にも、便利だろう。
コンパクトで、複数の楽器をカバーできるというのは、やはり便利だ。
中古について
購入方法だが、現行品と中古を購入する方法がある。
購入前に調べたが、中古に出回っているのは、1つ古い型のV1がほとんどだ。
国内ではあまり人気が無いのか、球数も少なめだ。
一台で何役もこなしてくれる、便利な機材が仲間入りした。
使い倒してみようと思う。