「YAMAHA UD-BT01」のレヴュー。
楽器を練習する際、場所に縛られて、テンションが下がるという事は無いだろうか。
ギターを弾いている人はわかると思うが、ギターを弾きたくなれば、ギタースタンドからギターをとって、ソファーに座って練習をした後に、ベッドに移動して、弾くという事もするだろう。
ギターが人気で 、上達しやすいのも、このような容易さがあるからだと思う。
ドラムパッドや、鍵盤も同じように移動しながら、リラックスして演奏がしたいと思ったのだが、PCに接続して使用する楽器に関しては、PCの前に行かないと練習が出来ない。
ケーブルが接続されているので、どうしても、可動範囲が決められてしまうので、無線化できないものだろうかと思ったのが最初。
話が長くなったが、今回紹介する「YAMAHA UD-BT01」で解決できたので、紹介したいと思う。
通常、USBケーブルで、PCやiPadなどに接続して使用するMIDIコントローラを、「YAMAHA UD-BT01」を介す事で、Bluetoothで無線化して使用しようという事である。
これの何が良いかというと、BluetoothでiPadなどと接続しておくと、MIDIコントローラとケーブル、「YAMAHA UD-BT01」、電源用のモバイルバッテリーのセットを作っておけば、移動しながら練習ができるという夢の環境が整うのである。
これで、好きな場所に移動しながら、リラックスした体勢で練習をする事ができる。
これは素晴らしい、体験である。
例えば、iPadと接続方法については、アプリがBluetooth MIDIに対応していれば、使用する事ができる。
iPadのGarage Bandが対応しているので、接続方法を示すと
右上のレンチマークの設定 > 詳細 > Bluetooth MIDIデバイス > YAMAHA UD-BT01
を選択して、接続済みになれば、使用する事が可能である。
接続した、キーボードを叩くと音が出ると思う。
メーカーでの動作確認済みアプリ・製品リスト など公開されているので、気になる方は、確認してみてほしい。
BLE4.0に対応している機種との事で、相当古いApple製品で無い限り動作するだろう。
Windowsの場合は、BLE4.0対応のドングルを刺せば、動作するかと思う。
あと、Sampletankを動作させようとしたら始めは動かなかったが、別のアプリでペアリングした後だと、動作する
との事。BLE-MIDIでペアリングした後だと動作させる事ができたので、参考になれば。
試した機器だと、AKAI MPK miniは動作したので、こちらも参考になれば。
色々と可能性のあるデバイスだと思う。