「YAMAHA reface CP」のレビュー。
6種類の代表的な名器の音色と、ハイグレードコンパクトな鍵盤を搭載した、ヴィンテージエレクトリックピアノ。
説明としては、上記のような事が、サイトや楽器店でも説明されているが、それでは足りないほどの魅力を備えている。
4種類シリーズで出ているが、DXなどに比べると地味な存在だと思うが、手になじむ楽器としてのピカイチの機器では無いだろうか。
気に入っている点が何点かあるが、
(1) 電池駆動である事。
ケーブルを使用しないと利用できない鍵盤が多い中、設置場所に縛られないので、どこでも弾く事ができる。
(2) スピーカーが内蔵されている。
何も接続しなくても、即音を出す事ができる。
(3) コンパクトである事。
持ち運びが非常に楽で、膝の上などに置いて弾く事ができる。かといって軽すぎる事も無いので、楽器感がある。
(4) エフェクターが秀逸。
Drive, Tremolo, Wah, Chorus, Phaser, D Delay, A Delay, Reverbが搭載されていて、音作りの幅が広い。
(5) キータッチが気持ち良い。
などなど。
あとは、最近知ったが、USBでiPadに接続すれば、Cubase LEがUnlockされるので、内部音源が使用できるので、ピアノ以外の音源も使用できるので、音色が増えた感じだ。
ギターのように膝の上に置いて練習する感覚で、鍵盤を扱えるという事は、練習し易く、ギター世代の鍵盤に抵抗がある人にも、うってつけのキーボードであるという事だ。
当分、ギターよりも高頻度で、膝の上を占拠する楽器になるだろう。
気になる方は試奏してみる事をオススメする。
良い楽器を手にいれたと思う。