現在、発売されている、サンプラー(Sampler)の比較。
外部から音を録音して、その音を編集して再生する機械。
キーをトリガーに発音させる事もできるが、シーケンスパターンで発音させる事も可能なので、音楽的に使用が可能だ。
ドラムマシンの他に、ビートを作成する際には、1つ持っておきたい楽器である。
例えば使い方としては、とりあえず、クールなドラムパターンは打ち込み終わった。その後、以下の事を思いついたとする。
「あの映画の効果音をアクセントとして使いたい。」「あの曲のストリングスが入れば、良いな。」「手引きしたギター音を使用したい。」など。
全てサンプラーに録音して、ビートに合わせて再生してあげれば良い。
そうすれば、クールなドラムパターンは、曲の骨格へと変化していくだろう。そんな使い方ができる。
基本的には、録音できる物なら全て、音源として使用する事ができる。
サンプリングCDやサンプリングDVDとして、用途に合わせた音をまとめた商品なども存在する。
使用用途が明確なら、探してみると役に立つだろう。
あと最近は、演劇などの、効果音出し(ポン出し)でも使用されているみたいで、どの機種が良いか聞かれる。
大体、古い情報を参考に聞いてくるので、何世代も前の型番の名前が良く出てくる。
使い慣れているから、その機種でないとダメなど、こだわりがあるなら、中古で探して購入すれば良いと思うのだが、アドバイスする選び方としては、現行品の中からの選択を、おすすめする。
「商品保証もある」、「現行で発売されているメディアが使用可能である」「メディアへの保存容量が大容量」、「機械を構成しているパーツが高速化もしくは、最適化されている」などが、理由である。
裏を返せば、中古で探して買ったは良いが、「修理できない」、「メディアが既に廃番で購入できない」、「容量が少ない」「読み込み時間が遅い」など、で苦労しない為だ。
以下、おすすめの現行機種になるが、保存メディアも調べたので記載しておく。
単体でも使用可能だが、PCに接続して更に便利に使用する事が出来る機種もあるので、それも参考に記載しておく。
Akai Professional MPX8
メディア: SD/SDHCカード
PC接続: あり
小型で持ち運びに適した機種!
エフェクターも内臓しており、USBケーブルで電源を取る事が可能。
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Akai Professional MPX16
メディア: SDカード
PC接続: あり
MPX8の上位機種。16Padあるので、多くの音をスタンバイしておく事が可能。
USBケーブルでコンピュータと接続すれば、コンピュータからMPX16に挿入したSDカードに直接アクセス出来る!
必要なサウンドファイルの管理を簡単に行う事が可能。
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KORG volca sample
メディア: なし
PC接続: iPhoneなどのiOSと接続
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KORG Electribe2s-RD
メディア: SD/SDHCカード
PC接続: あり
electribe のsampler版。
シンセサイザーの機能も有したサンプラー。
他の外部機器との同期を得意としたマシン!
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KORG KAOSS PAD KP3+
メディア: SD/SDHCカード
PC接続: あり
番外編。
パフォーマンスエフェクターの定番、KAOSS PAD!
サンプラーの機能もあるので、パフォーマンス用にエフェクターも欲しいし、サンプラーも欲しいという方に。
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Roland SP-404SX
メディア: SDカード
PC接続: あり
ハードウェアサンプラーといえば、コレ!という機種。
クラブ系、特にHIPHOP系に愛用者が多い。
SP-404のデータも一括変換できるソフトもあるので、乗り換えにも便利。
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PIONEER TORAIZ SP-16
メディア: USBメモリ、USBストレージデバイス
PC接続: あり
PioneerとDave Smith Instrumentsがタッグを組んだ、話題の最新機種。
タッチディスプレイを搭載し、これでもかと、クラブミュージックに必要な要素を詰め込んだモンスターマシン!
演劇用途なら、AKAIの2機種。音楽制作なら、KORGの2機種とRoland。新しいもの好きで、DJ用途も視野に入れるならPIONEERの機種が、オススメできる。