Benidub Digital Echo ダブディレイ の紹介。
モノラルのディレイ/エコー用のエフェクターです。
前回紹介した、FILTROの流れで紹介。
特徴
特徴としては、以下かな。
・アナログディレイでは無く、 DPS(デジタル信号処理)を用いた、デジタルディレイ
・Tapテンポが無い。
・ハイパス / ローパスフィルターが付いている
・8区分のクオンタイズで調整が可能。
自分としては、「Tapテンポが無いのでどうかな?」って思ったが、これはこれであり。
Delay BPMでテンポを決めれるし、ずらせるので、使用用途としては、これで良いと思った。
実際、ライブで使用する場合は、曲に合わせて手動で探っていく事もするが、スマートフォンのBPMカウンターで、値を出して、調整するのがベターかな。
コントロール
Beat Quantize、Beat、Delay BPM、Loop、Feedback、Volume/Mute、Filter、Time Modulation
がある。
それぞれ、マニュアルより抜粋
分かりにくい部分は、少し説明を書き加えています。
Beat Quantize
補正機能をオンにした場合、「Beat」のノブは 8 つに区分され、正確な設定を必要とせずにディレイタイムの コントロールを行うことができます。
Beat
ディレイタイムのメインコントロール
※ポイント
Delay BPM
ディレイタイムの調整が BPM でできます
Loop
最後にサンプル化させた信号を、フィードバックのセッティングや入力信号に関わらず独立した信号としてリピートさ せます。
Feedback
ディレイのフィードバックと同じです。
出力信号は繰り返されるエコー効果を作り出すために入力に送り返される仕組みになっています
Volume/Mute
出力音量とミュートボタン
Filter
デジタル信号処理されたディレイからの出力信号は、アナログ式スイープ周波数フィルター(ハイパス / ローパス) へと送られ、そこで音色の変えられた信号はさらに出力とフィードバックへと送られます。
※ポイント
Time Modulation
信号のスピードを速めたり遅くしたりするためにディレイのサンプルレートを LFO によって任意で設定 することができます。
モジュレーションの波形は Triangle Wave
どんな楽器に向いているか
ギターやベースで、エフェクターを足元だけで操作する方には向いていないかと思う。
手元で操作する方なら、良いと思うので、キーボードやパーカッション、ビートライブ系には、ハマると思う。
中古は
あまり見ない。
おそらく、国内でも、あまり出回っていないのでは無いかな。
保証も6カ月付いているので、新品を購入するか、気長に待てる方は中古探すのも良いかと思う。
総評
満足。
ディレイ / エコー好きとしては、新しいタイプなので大歓迎。
言葉で表現すると、ビートに寄り添うディレイって感じ。
モジュレーションや、フィルターも付いている為、ディレイのキャラは変化させていけるので、ダイナミクスを曲の中に取り込むには良い。
これで一通り、Benidubアイテムは紹介したかな。