ドラマーやパッカッションをする人に人気の、サンプリングパッド。
基本的には、スティックを使用し、叩いて音を出す事を、想定した作りになっている。
ドラマーやパッカッションが楽器の演奏途中に、アクセントと使用する事を想定してという感じだ。
しかし、これだけでも、楽器として成立する魅力を持っている。
MPCパッドを叩いて、バトルする感じで、サンプリングパッドでバトルするのも、見てみたいライブではある。
サンプラー機能
いままでは、内臓音色を呼び出して、使用するタイプの物はあったが、最近は、サンプラーの機能がある機種がある。
テクノロジーが新しい音楽を作る、そんな事を考えさせてくれる機材だ。
ドラムが主役のクラブミュージックなどでも、重宝される楽器にはなるはずだ。
USB MIDI対応
USB MIDI対応機種が多く、MIDIの入出力に対応している。
叩いた演奏をDAWなどに録音する事も可能だし、MIDI演奏させる事もできる。
ここも、楽しい機能の一つだ。
以下、何点か比較してみたので、参考になれば。
Roland SPD-SX
パッド: 9
内臓サウンド: 100種類のキット
端子: AUDIO IN, SUB OUT, MASTER OUT, フットスイッチ入力端子, TRG IN 1, TRG IN 2, PHONES, USB
対応メディア: USB メモリー
エフェクター: あり
発売日: 2011
その他: 管理ソフト付属
多機能サンプリングパッド。
基本機能は、他の機種と同様だが、サンプリングとパフォーマンスに重きを置いた機種。
サンプリング、チョップといったサンプラーの機能があるので、現場感を取り込む事が可能。
エフェクターも内臓されているので、なんでもありな感じ。
ドラム版のサンプラーといった感じで、パフォーマンスに重きをおいたパフォーマンスを考えている方には、オススメだ。
Alesis SamplePad Pro
パッド: 8
内臓サウンド: 10種類のキット, 200のドラム&パーカッションサウンド
端子: PHONES, AUX IN, キックペダル入力端子, ハイハットペダル入力端子, フットスイッチ入力端子, Pad 1 入力端子, Pad 2 入力端子, MAIN OUT, MIDI IN, MIDI OUT, USB
対応メディア: SD/SDHCカード
エフェクター: なし
発売日: 2015
その他: サンプルライブラリ, 管理ソフト付属
SamplePad 4の上位版。
多数の入力端子があり、拡張してシステムを構築する事が可能。
SDカードも32GBまで対応との事なので、サンプルを多用したプレイを考えている方には、良いかと思う。
サンプルライブラリ付属なので、まずは、悩む事なくスタートを切るには、最適だ。
Alesis SamplePad 4
パッド: 4
内臓サウンド: 10種類のキット,25のドラム&パーカッション
端子: PHONES, TRIG IN, MAIN OUT, USB
対応メディア: SD/SDHCカード
エフェクター: なし
発売日: 2016
その他: サンプルライブラリ, 管理ソフト付属
SamplePad Proの入門用。
安価だし、基本機能は押さえているので、まずはという方におすすめだ。
YAMAHA DTX-MULTI12
パッド: 12
内臓サウンド: 50種類のキット
端子: PHONES, OUTPUT, AUX IN, TRG入力端子1, TRG入力端子2, TRG入力端子3 , HH CTRL, FOOT SW, USB
対応メディア: USBメモリー, USB ハードディスクなど
エフェクター: あり
発売日: 2009
その他:
音が良い、サンプリングパッドを探しているならこれ。
MOTIFから移植された、音色を使用している為、音が格段に良い。
対応メディアも幅がある為、サンプルの取り込みも楽。
ユーザーセット用のメモリーが多い為、自分でキットを作成する人には向いている。