富澤 瑞夫 著の「Rock音!アナログ系ギター・エフェクタ製作集」の紹介。
コンパクトな文庫本サイズで、カバンの中に入れていて、時間があるときに読んでいる。
はじめに
本書は、トランジスタ技術の2015〜2017に掲載された記事を、文庫としてまとめた物との事。
記載内容の物をコピーすれば、作れますって類の本ではないとの事。
あくまで、教養としての読み物として、ヒント集として使ってくださいとの事なので、回路基盤が付いているとか、この回路通り組めば動くというものでもない。
これだけ読んで、エフェクターが作れるようになる物ではないが、中級者以上は、回路を読んで、自分なりに基盤に起こせば、鳴るところまでは持っていけるのではないか。
購入の決め手
細かい内容は読んで、評価してもらいたいが、自分が購入する決め手、興味があった項目は以下。
- KORG Nutube
- 3バンド・パラメトリック・イコライザ
- Accutronics BTDR-3
- スプリング・リバーブ・ユニット
興味が被るなら、一読の価値はあるかと思う。
総評
まだ途中だが、1回軽く読んで、その後、読み込んで行くのがいいかなと思う。
値段とサイズの割に、内容が詰め込んであるので、マニュアル通りエフェクターを作って終わりって本よりは、どのようにしてそういう回路になっているかの部分が書いてあるので、とても有益かと思う。
エフェクターを改造する際や、自作の際の参考に良いかと思っている。
読書のお供にどうぞ。